おはようございます。TASTE LOCALスタッフのごとうです。
あっという間に年の瀬。はやいっ。
先週のコラムから1週間経ったわけで、年末になると残りの1日1日をどう過ごそうか考えると同時に、どんな1年だったかを振り返る。
写真を見返すと、こんなこともあったなと走馬灯のように一気に思い出す。
忘れていたわけではないのに、その写真を見るまでは頭から抜けている。
どなたか、この現象に名前をつけてください。
いくつもの層になっている。
思い出は深い。何層にも重なっている。
ひとつ開けたら、またひとつ現れる。
そして、このプリンも同じように何層も重なっている。
カリッとさせたキャラメリゼを開けたら、濃厚キャラメルソース。
しっとりとしたカステラを抜ければ、ふるっふるのプリンが現れる。
すくうことに躊躇する。
最初から下まで全部をすくうのって、わたしできないんですよ。
ここでまさかの、もったいない病が発生してしまう。
まずは少しだけ。
プリンに遠慮しながらも上部分をすくう。
この瞬間もたのしかったりする。
カリッカリのキャラメリゼにスプーンをいれる瞬間は最高。
この瞬間だけはもう後戻りできない。
だから、それを知った瞬間からどんどん奥へ進む。
そして、さまざまな層を通過し、味わいが走り抜ける。
【カリッとキャラメリゼの「PRIORI」】
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その一瞬を。
その瞬間はもちろん「なまもの」。
過ぎた時間は過去であることに変わりはないが、
過去も思い返すたびに「なまもの」になる。
そして、プリンは今日も生を貫いている。
文 後藤 愛海