TASTE STORYのインタビューでは、出店者さまへ商品にまつわる背景や思いなどお話を伺っていきます。地域のストーリーを、味わうように楽しんでいただけると嬉しいです。
前編のインタビュー内容はこちら>>
ーTASTE LOCALで出品されているバスクチーズケーキは、なぜ倉敷チーズケーキ隊として別事業として立ち上げたのでしょうか?
倉敷チーズケーキ隊は、私たちの運営する「はれもけも」のパティシエが提案するチーズケーキ専門のブランドです。これまでのはれもけもでは、お菓子を中心とする生菓子やシュークリーム、コンフィチュール、焼き菓子、ドリンクなどラインナップが幅広く、直接店舗へお越しいただける方は選んでいただくことができるのですが、例えばイベント出店やオンライン販売では、一つのブランドにフォーカスしたほうが分かりやすくて良いのではないかということで、チーズケーキに特化した製品のご提案をしてみようとスタートしました。
ー食を通してどんな体験をしてほしいと思いますか?
チーズケーキは、はれもけものパティシエで店長である、加藤くんこと通称ちゃいが考案してくれているのですが、彼はレシピ考案能力に非常に長けていて、毎月新しいラインナップを提案してくれます。原料選びから一つ一つパティシエが手作りをしているため、どれも本当に美味しいものばかりです。
例えば、8月は徳島産のすだちや、9月は旬の黒イチジクなど地域の素材を使い、10月は他のパティシエが考案したキャラメルマカダミアナッツのレシピを採用して、商品化しています。
倉敷チーズケーキ隊のロゴは動物たちが行進している音楽隊をイメージしているのですが、様々なバリエーションのケーキの仲間が増えていって、楽しんでいただくというのを意図してデザインしています。実はパティシエの加藤さんのお名前が泰(たい)くんでもあるんです。
まずはプレーンなバスクチーズケーキを入り口としていただいてもいいですし、毎月限定の商品を楽しんでいただけたら嬉しいですね。
ー今後やってみたいことなどはありますか?
会社としては、食の循環型コミュニティを作りたいと思っています。倉敷市内もしくは岡山県内で、農業や食を拠点にした場所を作ってみたいですね。
実際に作物を育てながら、それを調理する大きな窯を据えておき、その隣に宿泊施設を設けて、お客様と食の体験をできる場を作りたいと考えています。
個人的には、よく経営者の孤独というのを言われたりしますが、同じ経営者の方から「社員にわかってもらえない」などの悩みを聞くことが多いんですよね。
僕自身経営者をずっとしてきて、実はほとんどそういったストレスがないんです。自分なりにその理由が分かっているので、自分の経験から経営者の方や会社でマネージメントをされている方へのコーチングなどもできたらなと考えています。
ーTASTE LOCALを通して伝えたいメッセージはありますか?
コロナをきっかけに販路の一つの策として立ち上げたチーズケーキのブランドですが、毎月様々なバリエーションのチーズケーキをご提案していますので、純粋に楽しんで味わっていただけたら嬉しいですね。
***
関わる周りの方々に喜んでほしい、この気持ちがチーズケーキにぎっしり詰まっているように思います。旬のもの、目にも楽しいバリエーションの数々。これからの倉敷チーズケーキ隊が生み出してくれる商品が楽しみですね。
文:塚越 理英
TASTE LOCALで、倉敷チーズケーキ隊のごちそうを購入することができます。 おうちでこだわりの逸品を味わってみませんか?
◾『倉敷チーズケーキ隊』バスクチーズケーキ
とことんチーズにこだわった濃厚なバスクチーズケーキ。
¥2,000(税込)
購入はこちら >>
その他の商品はこちら>>